ヨーロッパ・ルネサンスの合唱音楽、ポリフォニー音楽のすばらしさを研鑚し演奏することを目標として1999年5月に熊本で誕生した合唱団です。毎週木曜日夜の定期練習に加えて、宮崎大学教授の竹井成美先生を招いた特別練習を行って合唱技術の向上に励んでいます。 毎年、日本福音ルーテル健軍教会で定期演奏会を行い、来る11月17日には第13回目の演奏会を開催します。 ポリフォニー合唱曲とは、中世のヨーロッパ・ルネサンスの代表的な音楽で、多旋律であり全てのパート(声部)が旋律を歌い継ぐという特徴があります。この時代の合唱曲は、非常に繊細で、和音が非常に美しく透明感にあふれた響きがします。

ホームページの「解説集」では毎年の演奏会のパンフレットのために書き下ろした解説原稿を掲載しています。ルネサンスの合唱音楽をいっそう楽しんでいただくために、また音楽への理解を深めていただくために役立てば幸いです。
演奏曲目と歌詞対訳」では毎回の演奏会での演奏曲目と歌詞の対訳を掲載しました。

第15回 熊本ポリフォニックアンサンブル演奏会

開催日時:2015年11月15日(日)17:00開演
開催場所:日本福音ルーテル健軍協会
費用:入場無料

演目

指揮:竹井成美(宮崎大学名誉教授)、大津敬一朗

  • ビクトリアとサカラメンタ提要によるレクイエム
  • インスブルックよさらば(イザーク作曲)
  • おお道行く人よ(ビクトリア作曲)
  • 深き淵より(タリス作曲)
  • 恋のなやみ(セルトン作曲)
  • ラララそれは言えない(セルトン作曲)
  • わが苦しみ大きからず(ジャヌカン作曲)
  • 竹井成美先生の近刊のお知らせ

    「マンショからオラショまで(その2)」
    ~長崎県生月島の隠れキリシタンによる「歌オラショ」とその行く末~

    大阪公立大学共同出版会
    本体価格500円+税

    1614年キリスト教禁止令からちょうど400年、生月島の旧キリシタンにより歌い継がれた歌オラショについてその研究に情熱を傾けてこられた竹井先生によりわかりやすく解説されています。
    ワンコインという低価格にもかかわらず「オラショ」と「歌オラショ」、またその原曲のグレゴリオ聖歌の演奏のCDが付いて得した気分にさせてくれます。
    この著書の前編として大阪公立大学共同出版会から「マンショからオラショまで(その1) ~初の国際人・伊東マンショ~」既刊されています。

    プログラム解説集

    毎年の演奏会のパンフレットのために書き下ろした原稿を掲載してみました。ルネサンスの合唱音楽をいっそう楽しんでいただくために、また当時の音楽への理解を深めていただくために役立てば幸いに存じます。

    第1話 「ルネサンスとは何か」
    第2話 「聖書とラテン語」
    第3話 「伊東マンショの生涯」
    第4話 「トマス・タリスの生涯とエレミア哀歌」
    第5話 「第12回演奏会の全曲解説」
    第6話 「フランドル楽派」
    第7話 「Zefiro torna:西風もどり」
    第8話 「クレド:信仰宣言と中世キリスト教の典礼」
    第9話 「天正遣欧使節とイベリア半島の音楽」
    第10話 「サカラメンタ提要〜日本で初めて出版された楽譜〜」
    第11話 「バビロン川のほとり」
    第12話 「中世のキリスト教会における聖週間」
    第13話 「ダウランドの生涯と当時のイギリス情勢」
    第14話 聖週間とエレミア哀歌

    演奏曲目と歌詞対訳